雑誌研究部会(歴史部会共催) (11月30日(月)開催)

■雑誌研究部会(歴史部会共催) (終了しました)

 「三鬼浩子『占領と女性雑誌』」

 今回は,近代文化女性史研究会『占領下 女性と雑誌』(ドメス出版)を刊行された三鬼浩子会員にご報告をお願いします。
 従来の女性雑誌研究では戦時下の企業整理の結果,いわゆる「婦人雑誌」残存は4誌(『主婦之友』,『婦人倶楽部』,『新女苑』,『日本婦人』大日本婦人会機関誌)とされてきた。しかし実際には多くの女性関連の雑誌が生き残っていた。その中から代表的女性雑誌5誌(『主婦之友』,『婦人倶楽部』,『新女苑』,『婦人之友』,『婦人画報』-当時は『戦時女性』)と,横浜事件の影響,戦争に対する非協力的態度を理由に情報局から会社の解散を強要され,占領下で再出発した中央公論社,改造社の発行した女性雑誌『婦人公論』,『女性改造』の2誌を比較しながら,占領下における女性雑誌のあり方,占領政策との関わり方を探ることとしたい。

 報告者:三鬼浩子 会員
 日 時:2010年11月30日(火)18:30–20:30
 参加費:会員 無料  非会員500円
 会 場:東京電機大学出版局 会議室(10号館4階)
      http://atom.dendai.ac.jp/info/access/kanda_map.html
 交 通:JR 御茶ノ水駅・神田各駅より徒歩10分
      地下鉄 新御茶ノ水駅・小川駅・淡路町各駅より徒歩3~5分

 ※住所は以下で検索してください。
  東京都千代田区神田錦町2-5-1

 ※東京電機大学(本館・7号館・5号館・御茶ノ水アネックス)の守衛に
  出版局の場所をおたずねください。

 申し込み先:
  雑誌研究部会(吉田則昭)
  yoshida.noriaki●gmail.com
  (送信の際,●を@にご変更ください)
 *会場の都合もございますので,事前申し込みをお願いします。