21号（1990年）／ 22号（1991年）／ 23号（1992年）／ 24号（1993年）／ 25号（1994年）
■ 論文
編集活動の性質と社会的役割
明治期『太陽』の受容構造
『日本古典全集』刊行周辺
―― 一九二〇年代後半の出版「大衆化」と小出版社・印刷所の位置
日本の書籍出版の変容
――日米の時系列比較
『日本辞書言海』大形本における諸版の比較
■ レポート
〈業界本的ベストセラー〉の台頭
―― 一九八〇年代の出版現象の一側面
深刻なアジア・太平洋地域の識字の現状と課題
――ユネスコ・アジア文化センターの識字共同事業を通じて
■ 書評
定価と競争
――西谷能雄著『本の定価とは』『出版界の意識変革を索めて』を読んで
『女性雑誌を解読する――日・米・メキシコ比較研究』
――井上輝子＋女性雑誌研究会著
『ナチス通りの出版社――ドイツ出版人と作家たち一八八六～一九五〇』
――山口知三、平田達治、鎌田道生、長橋扶美子 共著
『朱筆 II 』出版太郎著を読んで
――言論出版の自由の定点観測記 出版界二〇年の事件簿
■ 論文
紙媒体と編集に関する覚書
学術出版の経済性
――最大利益の印刷部数と定価の決定法
フランス革命期前後の出版文化史研究序論 上
――出版流通面からの展望
出版業と産業化の実証研究 五
――競争と協調を追って
国立国会図書館法の制定経過と納本規定
――西沢哲四郎文書に見る〈議会と図書館〉
■ レポート
現況報告 異業種の出版進出
――「企業出版」は既存出版社への挑戦か
■ 研究ノート
江戸時代若山の出版と書肆の基礎的考察補遺
――「和歌山縣管内藏板箇所取調書」考
■ 書評
『未刊史料による日本出版文化 第五巻 近代出版文化』を読む
――彌吉光長著
■ 資料
青少年の健全育成と出版の責任
――日本におけるコミックス規制問題を中心に
コミックブームの神話
―― 一九八〇年代日本青少年図書出版の変異
■ 論文
雑誌の概念と類型 （上）
わが国における専門辞書の成立と発展
――化学辞書を例に
電子出版と出版学
――新しい“出版”の可能性と問題点
フランス革命期前後の出版文化史研究序論 中
――出版流通面からの展望
出版法制定過程の研究
金港堂の七大雑誌と帝国印刷
■ 研究ノート
性表現の現在と問題点
――性表現の自由とメディア倫理
錦誠堂尾崎冨五郎出版目録（稿）
――幕末明治初期のある出版人の軌跡
■ 資料
著作権審議会第八小委員会（出版者の保護関係）報告書
■ 記録
一九九〇年度、一九九一年度 日本出版学会 主要研究活動記録
■ 論文
雑誌の概念と類型（中）
フランス革命期前後の出版文化史研究序論 下
――出版流通面からの展望
■ 研究ノート
印刷面から見た明治期初頭の外来語の表記
――主として固有名詞を中国伝来の活版印刷物と対比してみる
出版物における蒸着金箔（メタリックホイル）利用について
――出版産業化の一側面
■ 国際交流
出版学の構築をめぐる問題
科学の発展に対する出版の貢献
――戦後日本の自然科学系出版史から
出版におけるアートディレクターの役割
――第六回国際出版研究フォーラムにおける問題提起の概要
ブックデザインにおける国際文化交流 1
――クアラルンプールでの講義と共同研究作業から
■ 書評
『ドイツ出版史―― 一つの展望』
――ラインハルト・ヴィットマン著
■ 新刊図書紹介
『「国際コミュニケーション」としての出版』
――箕輪成男著
■ 論文
日本の学術出版の国際化とその動向
――自然科学系における現状と分析
出版の自由と書店
――大阪府青少年健全育成条例を中心に
明治初年における著作権法制の受容と変容
田舎教師の読者共同体
文学市場の中の『ギャツビー』／『ギャツビー』の中の文学市場
■ 研究ノート
明治期出版関係法令の成立とその問題点
辞書に見る「版」と「刷」の表示
第一回「出版研究外国文献を読む会」
山形県出版史の一断面
――県内出版和本・和装本目録を編んで
■ 国際交流
ブックデザインにおける国際文化交流 2
――シンガポールでの講義と共同研究作業から