日本出版学会 出版技術・デジタル研究部会のご案内(2014年7月16日)

■日本出版学会 2014年度・第1回出版技術・デジタル研究部会のご案内 (終了しました)

「和本入門 ~その形態と出版技術」

日 時: 2014年7月16日(水)18:30~20:30(18:10受付開始)(終了しました)

定 員: 40名
     ※要予約,6月15日までは日本出版学会会員を優先して先着順。
      空きがある場合は,非会員も参加できます。

会 場: ハイテクセンター2階・第2会議室
   東京都中央区八丁堀三丁目17番9号 京華スクエア2階
   電話 03-3551-3200
   http://mappage.jp/S/S00.php?X=2.4396023159993&Y=0.62258834459971&L=12&PKN=13102S000009

交 通:東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀」駅下車A3出口より徒歩2~3分
    都営地下鉄浅草線「宝町」駅下車A1・A2出口より徒歩7~8分

参加費: 学会員500円,非会員1500円

申込み・問合せ先:
  日本出版学会事務局「出版技術・デジタル研究部会」
  TEL 03-3313-7347 FAX 03-3313-7348 info@shuppan.jp

※「氏名・電話番号・ご所属・学会員か非学会員か」を明記の上,お申し込み下さい。
  満席でご参加いただけない場合のみ,ご連絡します。

 「和本」とは,どのようなものなのだろうか。和本には様々な内容と種類があり,それぞれの形や大きさ,構造なども色々である。近現代日本の書物は,当然ながら,それまでの「和本」の時代の書物を踏襲して展開されている。古い時代の書物について知ることが,現代の書物について,より深く理解するための手がかりにもなるのである。
 今回は,慶應義塾大学附属研究所・斯道文庫〈しどうぶんこ〉教授として長年,書誌学の講義を行い,全国各地の和漢書の整理および目録作成を続けてこられた大沼晴暉氏に,和本についての基礎知識をご教示いただきます。
 特に「出版物としての和本」に焦点を当て,実物を見せていただきながら,それらの実際の製作工程や版元の様子についてお話しいただきます。また,同じ東洋にあっても日本と中国・朝鮮などでは形状に違いがあるため,広く東洋全般の書物についても言及していただき,同時に,こうした古い書物の取り扱い方や保存方法についてもご指導いただきます。

講 師:大沼晴暉(元慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授(書誌学))
    著作/『図書大概』(汲古書院,2012年),『慶應義塾大学附属研究所斯道文庫蔵浜野文庫目録』(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫,2011年)

主 催: 日本出版学会/出版技術・デジタル研究部会(担当/田中栞)