
《ワークショップ》ジャーナリズムとしての書店業 塚本晴二朗 (2016年5月 春季研究発表会)
《ワークショップ》ジャーナリズムとしての書店業――情報の「送り手」にとっての「公平性」とはなにか 司会者:塚本晴二朗(日本大学法学部) 問題提起者:福嶋聡(ジュンク堂書店) 討論者:笹田佳宏(日本民 […]
《ワークショップ》ジャーナリズムとしての書店業――情報の「送り手」にとっての「公平性」とはなにか 司会者:塚本晴二朗(日本大学法学部) 問題提起者:福嶋聡(ジュンク堂書店) 討論者:笹田佳宏(日本民 […]
《ワークショップ》 アカデミズムか、実務か。出版教育を考える。 司会者・問題提起者:清水一彦(江戸川大学メディアコミュニケーション学部) 討論者:川井良介(東京経済大学コミュニケーション学部) […]
《ワークショップ》 出版史料のデータベース/アーカイブを考える 司会者:石川徳幸(日本大学法学部) 問題提起者:長尾宗典(国立国会図書館) 瀧川修吾(日本大学危機管理学部) 討論者: […]
ベルトランの理論的枠組みから見た日本の出版界のメディア・アカウンタビリティー・システム 阿部圭介(東洋大学大学院社会学研究科院生) 1.本研究の目的,意義,方法 本研究は,クロード・ジャン・ベルトラン […]
ライトノベル図書の変遷とメディアとしての可能性――出版と図書館学的視点から 斎藤 純(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程) はじめに 「ライトノベル」は近年中高生世代を中心に人気を博し […]
青空文庫のテキスト構造を読む――人文情報学による試み 鈴木親彦(東京大学人文社会系研究科博士課程) 1.目的と対象 本研究は,青空文庫で収集され公開されているテキストを,人文情報学で活用されているツー […]
「活字離れ」論の文化史――「定義」と「統計」の実証研究 林 智彦(朝日新聞社) 「出版」についての報道や論評に,「枕詞」のように多用される「活字離れ」という概念は,どんな意味で,どのように使われてき […]
戦時のラジオテキスト『国民学校放送』の一考察――国定教科書との内容比較を中心に 本間理絵(東京学芸大学連合大学院教育学研究科博士課程D1,NHK出版) 本研究は,1941(昭和16)年から4年間放送 […]
《ワークショップ》嫌中嫌韓本ブームを考える――出版界は『極化』しているか 司会者:塚本晴二朗(日本大学) 問題提起者:笹田佳宏(日本民間放送連盟) 討論者:茨木正治(東京情報大学) 塚本晴二朗 […]
《ワークショップ》出版プラットフォームの変化――取次システムの崩壊と新たな基盤作りの動向 司会者:星野 渉(文化通信社) 問題提起者:堀 鉄彦(出版ビジネスコンサルタント) 星野 渉 (文化通信 […]
《ワークショップ》出版史研究の手法を討議する 司会者:中村 健(大阪市立大学) 問題提起者: 田島悠来(同志社大学創造経済研究センター) 中川裕美(愛知教育大学非常勤講師) 牧 義之(長野 […]
《ワークショップ》出版物のアクセシビリティ――出版の立場から議論する 司会者:植村八潮(専修大学) 問題提起者: 野口武悟(専修大学) 成松一郎(読書工房・専修大学) 村上卓也(視覚障がい […]
電子出版時代における知的財産権の制度設計および紛争解決の研究――ユーザーの利便性向上の視点から 田北康成(立教大学社会学部助教) 1.はじめに 知的財産権は,対象となる作品や製品の産出にかかった経費を […]
ICT(Information and Communication Technology)に依拠した学術出版に潜む危険――研究教育者の立場からする警告 瀧川修吾(日本橋学館大学准教授) はじめに IC […]
障害者差別解消法と電子出版による読書アクセシビリティの保障 湯浅俊彦(立命館大学文学部教授) 立命館大学図書館では2010年1月の著作権法改正を受けて,視覚障害等を有する学生を対象としたテキストデー […]
五百木飄亭の文学的活動に関する一考察――『富士のよせ書』の編纂から『飄亭句日記』の刊行まで 石川徳幸(日本大学法学部専任講師) はじめに 本報告では,飄亭と号した俳人,五百木良三(1870-1937) […]
大正期大阪毎日新聞の出版展開――倉敷市蔵薄田泣菫文庫資料から 掛野剛史(埼玉学園大学准教授) 1.はじめに 明治期に象徴派詩人として名を馳せた薄田泣菫は,大正期には新聞人として活躍を見せた。1912( […]
戦時下ドイツの出版社――ショッケン出版社の場合 佐藤隆司 私はドイツの出版人・図書館人の生きざまといったテーマでこれまで10数人の人を見てきた。今回はその延長で,ザルマン・ショッケンを見ることにした […]
雑誌ジャーナリズム復権に向けた調査報道の意義と可能性――出版文化存続への一考察(2013年5月 春季研究発表会) 大重史朗 わが国の出版文化の一翼を担う雑誌ジャーナリズムは,昨今の出版不況と若者の活 […]
雑誌『明星/Myojo』とその読者像の変遷――読者ページの分析を中心に(2013年5月 春季研究発表会) 田島悠来 はじめに 本発表は,雑誌『明星/Myojo』(集英社)に着目し,主に読者ページの分析 […]
戦時下(1938年~1945年)の「理想的な少女」像――『少女倶楽部』『少年倶楽部』の表紙絵の分析を通して(2013年5月 春季研究発表会) 中川裕美 1902(明治35)年,最初の少女専用雑誌であ […]
「経営出版学」の可能性(2013年5月 春季研究発表会) 主藤孝司 私は約10年間,自ら著者監修者の立場から書籍出版を行い,また出版社を立ちあげ,書籍出版を事業としても行なってきた。さらに,企業が主 […]
エルンスト・ロヴォールトとロヴォールト出版者(2013年5月 春季研究発表会) 佐藤隆司 エルンスト・ロヴォールト(Ernst Rowohlt)と彼の出版者については,キァウレーンの『わが友,出版人 […]
機械可読性の視点から見た,組み版と出版の変容(2013年5月 春季研究発表会) 中西秀彦 書誌データの機械可読性 機械可読性とは字義通りとれば,機械での文書の読み取りやすさということになる。機械可読性 […]
■ 「出版実務教育の現状と課題」についての一考察 ――「出版技術講座」30年と短大での出版教育の経験の中から (2012年5月 春季研究発表会) 下村昭夫 1.戦後の「出版実務教育」の歩み 出版業界に […]
■ メディア論から見た「電子書籍論」――その困難と可能性について (2012年5月 春季研究発表会) 林 智彦 【電子書籍「論」元年】 2010~11年にかけて,「電子書籍」に関する議論が,わが国のさ […]
■ 電子出版の全盛時代にも成長していく出版社の戦略 ――出版社のノウハウとブランド活用を自費出版に学ぶ (2012年5月 春季研究発表会) 主藤孝司 今回は電子出版全盛時代に出版社が生き残る戦略の検 […]
■ 著者と編者の間 ――フッサールの『経験と判断』を編集したラントグレーベの作業について (2012年5月 春季研究発表会) 信木晴雄 はじめに 『経験と判断』は1938年に著者のエドムント・フッサー […]
■ 日露開戦過程における雑誌『東洋』に関する一考察 (2012年5月 春季研究発表会) 石川徳幸 『東洋』は貴族院議長であった近衛篤麿が出資した個人雑誌で,国民同盟会の機関誌的役割を担った雑誌である […]
■ 日本初の料理カード雑誌『COOK』研究 ――千趣会とBGが創出した食メディアを考察する (2012年5月 春季研究発表会) 押田信子 はじめに カタログ通販会社千趣会発行の日本初カード付月刊雑誌『 […]
■ 19世紀末の韓国近代新聞にみられる広告――出版関連の広告を中心として (2012年5月 春季研究発表会) 方 美英 はじめに 韓国の新聞に広告がみられたのは1886年頃である。その後,広告は次第に […]
■ ナチス時代のドイツ図書館 (2012年5月 春季研究発表会) 佐藤隆司 学会では「ナチス時代のドイツ図書館――12人の図書館長を例として」として発表した。そこではナチスに協力した図書館長や,それ […]
■EPUBの可能性と課題――EPUB電子雑誌「OnDeck」の試みから見えてきたもの (2011年5月 春季研究発表会) 高木利弘 問題提起――EPUB 3.0によっても解決しない課題の存在 米国の […]
■2010年と2011年に実施した電子書籍に関する調査結果の比較 (2011年5月 春季研究発表会) 矢口博之・植村八潮 はじめに 米国では電子書籍市場が拡大を続けている一方,日本国内における電子書 […]
■日本のオンデマンド出版,その蹉跌と再生 (2011年5月 春季研究発表会) 中西秀彦 オンデマンド出版の蹉跌 日本のオンデマンド出版は1999年頃から,日販の「ブッキング」や,紀伊國屋書店の「電写 […]
■公共図書館における電子書籍の利活用と出版業界 (2011年5月 春季研究発表会) 湯浅俊彦 1.「図書館資料」とはなにか 図書館における利用者サービスの基本となるのは,その図書館が所蔵する資料であ […]
■企業のブランド構築と書籍出版 (2011年5月 春季研究発表会) 主藤孝司 概 要: 書籍出版が企業経営に好影響をもたらす事例については,2009年度の日本出版学会春季研究発表会で発表したとおりで […]
■出版物の著作権侵害に対する民事的救済のあり方 (2011年5月 春季研究発表会) 宮下義樹 概要 著作権侵害に対する民事的救済方法としては,差止と損害賠償が中心的なものとなっている。しかし,著作権 […]
■質的調査としての雑誌研究とその教育 (2011年5月 春季研究発表会) 橋本嘉代 社会調査の方法による分類(盛山 2004)に沿い,出版研究で行われる分析のパターンを整理すると,・制作者/読者へ […]
■大宅壮一の記録文学――『日本の遺書』の成立と意義を中心に (2011年5月 春季研究発表会) 阪本博志 昭和30年代に「マスコミの帝王」と呼ばれた大宅壮一(1900-1970)の占領期の活動に関 […]
■雑誌編集長のリーダーシップと業績に関する分析 (2010年4月 春季研究発表会) 姜 理惠 1.本研究の背景と目的 本研究は雑誌部門の業績を左右する要因を,編集長のリーダーシップという観点から研究 […]
■情報バリアフリーをめざして――広がりつつあるSPコード(第3報) (2010年4月 春季研究発表会) 深見拓史 厚生労働省は,視覚障害者用活字文書読上げ装置「スピーチオ」,「スピーチオプラス」( […]
■紙の本と電子書籍についてのWebによる意識調査 (2010年4月 春季研究発表会) 矢口博之 近年,米国では電子書籍市場が拡大を続けており読書端末の普及も進んでいる。日本における最近の電子書籍に […]
■アマゾン・アップルの電子出版が脅威ではない理由 (2010年4月 春季研究発表会) 主藤孝司 今回の研究発表では,電子出版がもたらす市場の変化を踏まえ,それによって現在の書籍出版業界がどのように […]
■『実業之日本《支那問題号》』と商務印書館 (2010年4月 春季研究発表会) 稲岡 勝 (1)前史 近代の日中出版交流史は未開拓分野の一つである。研究蓄積が薄い大きな要因には,日清戦争以後の日中関 […]
■明治前期における“コピライト”概念の一考察 ――その「翻訳」という営みを通して (2010年4月 春季研究発表会) 堀井健司 今回の発表では,翻訳という行為とともに著しい発達をみせた蘭和・英和辞 […]
■ナチ時代のBertelsmann社 (2010年4月 春季研究発表会) 佐藤隆司 Bertelsmann社は現在世界でも屈指のメデイア・コンツエルンの一つであるが,1835年にNordrhein […]
■森田草平『輪廻』をめぐる問題 ――検閲,伏字,ページ差し替え,差別問題 (2010年4月 春季研究発表会) 牧 義之 本発表では,森田草平の長篇小説「輪廻」を取り上げ,発売遅延にいたる事情,付さ […]
■ 中小出版社における「出版営業のIT化」の影響 ――業務フローの変化と標準化への指向 (2009年5月 春季研究発表会) 高島利行 春季研究報告会での発表は,本来であれば非常に膨大な量となって […]
■ 「デジタル雑誌」メディアの一考察――「デジタルでページをめくる」という視点からの研究 (2009年5月 春季研究発表会) 梶原治樹 「デジタル雑誌」とは紙の雑誌のようなレイアウト,構成を行い, […]
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