日本出版学会では、調査研究委員会のもと、各種部会があり、例会や研究会を随時開催しています。全部会の報告一覧はこちら。

学術出版研究部会(部会長:橋元博樹)

学問の進歩とそれに伴う情報量の増大、デジタル化、ネットワーク化による学術情報を取り巻く環境変化のなかで、本部会は学術出版の定量的な分析による科学的研究を目指しています。

雑誌研究部会(部会長:山中智省)

雑誌部会は、雑誌について、様々な観点から考察する活動を展開しています。すなわち、雑誌の編集・製作から販売・流通などについて、会員の体験報告や研 究レポート、あるいは外部からのゲストを招いてのレクチャーなどと多彩です。他の部会では対象としない出版(雑誌)ジャーナリズムも大きな柱としていま す。メンバーの発表論文の検討をしているのも大きな特徴でしょう。

出版アクセシビリティ研究部会(部会長:野口武悟)

高齢化の進展や障害者差別解消法の施行などを受け、アクセシブルな出版物への期待が、読者や提供する現場、出版実務など、様々な分野で高まっています。出版研究としても取り組むべき重要な課題といえましょう。そこで、継続的に研究を積み重ねるべく「出版アクセシビリティ」に関する研究部会を設立し活動をしています。

出版技術研究部会(部会長:矢口博之)

出版物は設計、組版、印刷・製本の工程はもとより、用紙、インキ、糊など材料の適切な選択を経て、初めて出来上がります。また装幀や紙面のデザイン、電子加工の力に負うところも大です。こうした広義の造本に関して、関係機関見学や技術体験等も行いつつ、技術や思想を研究するのが当部会です。

出版教育研究部会(部会長:伊藤民雄)

出版理論及び理論と実践をどう統合し教育できるのかについて研究する部会です。出版学は「学」たりうるか、高等教育(大学)機関、生涯教育や中等教育、さらに職業(出版)現場でどのように教育しうるのかなどの社員教育を含めて、勉強と情報交換を行います。

出版産業研究部会(部会長:鈴木親彦)

出版流通研究部会と出版経営研究部会が再編成され、出版産業研究部会として新たなスタートを切りました。二つの部会は「流通」と「経営」を看板に置きながらも、実際には日本の出版産業を巡る問題を横断的に取り上げてきました。「産業」というより広い枠組みの下で再編し、出版産業全体の問題を取り上げ、研究していきます。

出版史研究部会(部会長:長尾宗典)

近世・近代出版史を研究する部会です。物語に類する出版史ではなく、実証的な出版の歴史の構築を目指します。例会を開き、資史料の発掘を含め、基礎的な研究を進めていきます。なお、旧「歴史部会」は「出版史研究部会」と名称を改めました。(2013年2月)

出版デジタル研究部会(部会長:矢口博之)

電子出版の急激な普及拡大に伴い、出版における表現や流通の形態が大きく変化することは間違いありません。出版デジタル研究部会では事例研究を中心に、出版のデジタル化の現状と将来像を探っていきます。

出版編集研究部会(部会長:飛鳥勝幸)

最近、編集について論じた本の刊行が目立ちますが、芝居の黒衣にたとえられる編集者の仕事(エディターシップ)がどのような方法で行われているかを実際編集に携わった方々に聞き、編集の方法論を追求します。

出版法制研究部会(部会長:和泉澤 衞)

憲法で保障されている出版の自由を守るためにも、出版をめぐる法制や倫理の問題を考えようとするのがこの部会です。具体的な事例をもとに研究を進めていく予定です。なお、新しい時代に即応していくために、旧「著作権研究部会」を統合し、「出版法制研究部会」として総合的に研究していくことにいたしました。(2013年2月)

翻訳出版研究部会(部会長:柴田耕太郎)

翻訳出版物は出版物全体の7%を占めているが、系統的な研究は行われていない。そこで当部会では、翻訳者、編集者、研究者が意識を合わせたうえで、具体的な問題の検討・解決に取り組みたい。

MIE研究部会(部会長:清水一彦)

子供たちの雑誌不読率が高まる中、MIE(雑誌利活用教育)に関する部会として、「雑誌の探究学習などにおける教材としての利活用」と、雑誌を制作する「雑誌編集教育」の研究を中心に活動をおこなう。

関西部会(部会長:中村健)

関西部会は会員の居住地域を単位として形成されています。そのため近畿二府四県在住の方は自動的に、近隣の愛知・岐阜・三重・福井・石川・岡山各県在住 の方はEメールでの案内を希望される場合のみ、例会のご案内をお送りしています。他地域の方もご希望があれば案内を差し上げますのでお申し出ください。