
「米国公共図書館における電子書籍・オーディオブック・映像資料の提供の現状と日本の課題」長谷川智信(2021年5月8日、春季研究発表会)
米国公共図書館における電子書籍・オーディオブック・映像資料の提供の現状と日本の課題 長谷川智信 (一般社団法人電子出版制作・流通協議会) 概 要 今日、あらゆるサービスのデジタル化・ネットワ […]
米国公共図書館における電子書籍・オーディオブック・映像資料の提供の現状と日本の課題 長谷川智信 (一般社団法人電子出版制作・流通協議会) 概 要 今日、あらゆるサービスのデジタル化・ネットワ […]
「テレビブロス」に見る、テレビ情報誌の“雑誌”としての挑戦 平松恵一郎 (東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程) 1.はじめに 1987年に『TV Bros.(テレビブロ […]
戦後日本における教養言説の展開 ――1945-1999年の朝日新聞紙面を対象として 松井健人 (日本学術振興会特別研究員PD・筑波大学) 本発表は、1945年から1999年の朝日新聞紙上にお […]
出版教育研究部会: 出版の教育・研究を支える出版学文献データベース構築の必要性について 司会者・問題提起者: 伊藤民雄(実践女子大学図書館) 討論者:伊藤民雄(同上) 古山悟由(國學院 […]
公共図書館における、電子図書館サービス導入の実態と課題、 新型コロナウイルス感染問題による図書館の意識の変化について 長谷川智信 ((一社)電子出版制作・流通協議会) 概 要 今日、あらゆる […]
日本における電子書籍化の現状(2020年版) ――国立国会図書館所蔵資料の電子化率調査 鷹野 凌(NPO法人HON.jp) 堀 正岳 1.研究目的 出版科学研究所によると、2019年の電子コ […]
江戸の実用書「小謡本」の編集 ――蔦屋・鱗形屋の方法 原 八千代 (法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程) 江戸時代は出版の時代である。今とは異なる方法で本はつくられ、売られており、版元 […]
出版文献データベース考察 ――古山悟由編「90年代・出版関係雑誌文献目録(稿)」を利用して 伊藤民雄 (実践女子大学図書館) 本発表は、『出版ニュース』の休刊により提供されなくなった「出版関 […]
「ライトノベルの一源流」としてのソノラマ文庫 ――メディア史的アプローチからの再検証 山中智省 (目白大学) 本発表では、1975年に朝日ソノラマが創刊したソノラマ文庫を“ライトノベルのメ […]
ヘイトスピーチ解消法の問題点 ――法の下の平等の観点から 田上雄大 (日本大学法学部非常勤講師) 近年「ヘイトスピーチ」という語が一般社会で知名度を得て、この語の世間での使用頻度が目に見えて […]
コロナ禍における翻訳出版 ――現在そしてこれから 問題提起者: 山本 知子(多言語書籍翻訳会社(株)リベル/仏語翻訳家) 討論者: 井口富美子(ドイツ語翻訳家) 梶原 治樹(扶桑社) […]
電子書籍におけるレイアウトと情報化 ――アクセシビリティを視座として 討論者: 小林潤平(大日本印刷株式会社) 矢口博之(東京電機大学理工学部) 植村 要(立命館大学人間科学研究所) […]
4コママンガの読みの変化――縦書きと横書き,コマ割りの観点から 村木美紀(同志社女子大学) 1 はじめに 日本のマンガが海外で翻訳されて出版される際には,中国や韓国などの縦書き文化では問題ないものの […]
1970年代の投稿誌『わいふ』と『女・エロス』両者を比較して見えてくる「雑誌が死ぬとき」について 豊田雅人(立教大学21世紀社会デザイン研究科後期博士課程) 本発表は,1970年代における『わいふ』 […]
中西松香堂の江戸期書肆から明治期印刷会社への変容 中西秀彦(中西印刷株式会社) 明治20年の壁 日本には江戸期に多数の書肆が存在したことが知られている。しかしそのほとんどが明治20年ごろに姿を消して […]
戦後におけるナウカ社と大竹博吉――占領期・50年代における出版史の一側面 吉田則昭(目白大学) 本報告では,占領期におけるソビエト文化の流入と受容を解明するため,ある左翼出版社の出版活動とその出版人 […]
雑誌『東亜時論』―― 十九世紀末における東亜同文会の中国時局観 張 賽帥(東京経済大学大学院博士課程) はじめに 19世紀末は,日本が近代国家として地歩を固めていた時期であり,日本の対中認識の激変す […]
《ワークショップ》 学術書のアクセシビリティ――手話翻訳動画,テキストデータ提供の実践から 司会者・問題提起者: 植村 要 (立命館大学人間科学研究所) 討論者: 羽田野真帆 (常葉大学健康プロデ […]
《ワークショップ》 デジタル時代にどう向き合うか?――出版史研究の新たな方法と課題 中村 健 (大阪市立大学) 中川裕美 (岐阜聖徳学園大学非常勤講師) 山中智省 (目白大学) 出版史研究において […]
初期誌面内容の変化にみる『少女倶楽部』〈らしさ〉の創出 嵯峨景子(明治学院大学非常勤講師) 本発表は,『少女倶楽部』(大日本雄弁会講談社)を対象に,初期誌面内容の分析を通じてどのように『少女倶楽部』 […]
近代メディアミックスの形成過程Ⅱ――出版の音楽化と音楽出版を中心に 本間理絵(NHK出版) 本研究は,「近代メディアミックスの形成過程――春陽堂書店とラヂオドラマ研究会との連携を中心に」(『出版研究 […]
戦後出版界の一コマ――水上勉の虹書房・文潮社時代 掛野剛史(埼玉学園大学) *注 当日「虹書房出版図書目録」を配布した. 1.はじめに 1961年,42歳の時に直木賞を受賞するまで,多種多様な職業を […]
近代木版口絵とその二次利用の可能性 常木佳奈(立命館大学大学院文学研究科・博士課程後期課程/日本学術振興会特別研究員・DC) 明治20年代前後は,印刷や用紙,製本が急速に近代化した時代であった.こう […]
書店員特性からみた営業担当者の信頼性に関する研究 横山仁久(首都大学東京 社会科学研究科経営学専攻博士前期課程 修了) 本研究は首都大学東京経営学研究科博士前期課程の修士学位課題研究である.本研究の […]
2014年と2015年の紙発行書籍の電子書籍化率 伊藤民雄(実践女子大学図書館) 本発表は,個人向け及び図書館向け電子書籍を研究対象に行った. 1.研究の背景と目的 日本の図書館における電子書籍サ […]
「情報の自治」に寄与するための取材・編集活動に根ざした冊子制作の教育上の意義と効果に関する研究 酒井 信(文教大学情報学部メディア表現学科准教授) 1. 研究目的 この研究発表は,文教大学情報学部メ […]
業界出版社・紙業タイムス社に関する一考察――日米ビジネス文化比較の視点から 前田正晶 日本とアメリカのビジネス社会の文化の違い: 私はアメリカの紙パルプ・林産物産業界で上位5社に入る企業2社に日本駐在 […]
《ワークショップ》 出版研究と大宅壮一文庫――ネット時代の雑誌専門図書館のあり方 司会者: 塚本晴二朗 (日本大学)問題提起者: 大道晴香 (國學院大學)討論者: 鳥山輝 (大宅壮一文庫) 問題提起 […]
《ワークショップ》 オープン化と出版産業の変化――学術ジャーナルを軸に 問題提起者: 天野絵里子 (京都大学学術研究支援室)討論者: 中西秀彦 (中西印刷) 中村 健 (大阪市立大学学術情報総合 […]
《ワークショップ》 新しい「コミュニケーションの流れ」研究の方法論を考える ――雑誌とネット世論の繋がりの探り方を求めて 司会者: 塚本晴二朗 (日本大学)問題提起者: 笹田佳宏 (日本大学)討論者: […]
《ワークショップ》 雑誌リテラシーと「MIE(教育に雑誌を)」運動を考える 司会者: 植村八潮 (専修大学) 問題提起者: 梶原治樹 (日本雑誌協会・扶桑社) 討論者: 設楽敬一 (全国学校図書 […]
『ドラゴンマガジン』の特集記事にみる内容的特徴と方法論――読者を惹きつけた“ビジュアル・エンターテインメント” 山中智省(目白大学) 本発表の目的は,富士見書房が1988年1月に創刊した『ドラゴンマ […]
「造本装幀コンクール」の50年――その変遷と役割 田中光則 はじめに 「書物は装幀によって記憶される」とは,紀田順一郎氏の至言である。 1966(昭和41)年,「出版・印刷・製本産業の向上発展を目的 […]
近代メディアミックスの形成過程――ラヂオドラマ研究会と春陽堂書店の連携を中心に 本間理絵(NHK出版) 日本における出版と放送のメディアミックスは,どのように始まり展開したのか。本研究は,戦前のラジ […]
出版物の変容に関する史的考察――読者の大衆化を中心として 鯉淵拓也(日本大学大学院新聞学研究科修士[博士前期]課程) 本研究の最終目的は,日本人の「出版物」の読者論・読書論をメディア史的な視点から構 […]
鏡花本の〈装い〉と作品受容に与えた影響 常木佳奈(立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程) 明治・大正期は,整版印刷から活版印刷へ,和装本から洋装本へと,印刷や製本方法の主流が移行した時代であり […]
ウクライナ憲法における表現の自由 田上雄大(日本大学法学部助教) ウクライナ憲法においても,多くの国々の憲法と同様に,表現の自由が保障されている。ウクライナ憲法三四条には表現の自由に相当する言論の自 […]
大規模図書選定事業――出版社,中小取次から見た比較 伊藤民雄(実践女子大学/慶應義塾大学大学院修士課程) 本発表は(公)日本図書館協会(以下,JLAという)と(公)図書館振興財団(以下,LAFという […]
学校図書館における電子書籍利用に関する一考察――実証実験を通したアンケート調査から 植村八潮 (専修大学)野口武悟 (専修大学) 1.研究背景と目的 大学図書館および公共図書館を中心に電子書籍利用が […]
図書館というアーカイブ機関とアーカイブ化の対象の行方 宮下義樹(洗足学園音楽大学講師) 1.概要 図書館は出版物のアーカイブの役目を持ち,法的にも国立国会図書館法による納本制度や著作権法による権利制 […]
原稿の書き換えによる電子書籍TTSの誤読解消についての考察――異なる音声エンジンによるTTSの比較から 植村 要(株式会社図書館総合研究所) *以下,目的,対象,方法については,研究発表会会場で配布さ […]
《ワークショップ》電子出版における「定額制読み放題サービス」が出版に与える影響 司会者・問題提起者: 矢口博之(東京電機大学) 討論者: 鷹野凌(フリーライター/NPO法人日本独立作家同盟) […]
《ワークショップ》「ライトノベル」にどう向き合うか? 司会: 中川裕美(岐阜聖徳学園大学) 問題提起者・討論者: 山中智省(目白大学)、村木美紀(同志社女子大学) 本WSでは、参加者20人で活発な […]
《ワークショップ》まとめサイト問題と編集者の責任――法的問題を中心として 問題提起者: 宮下義樹(洗足学園音楽大学講師) 討論者: 小向太郎(日本大学危機管理学部教授) 司会: 瀧川修吾(日本大学危 […]
《ワークショップ》出版創業・独立史データベース(仮)の共同製作に向けて 司会:柴野京子(上智大学) 問題提起者:飛鳥勝幸(三省堂出版局) 討論者:磯部敦(奈良女子大学)、中村健(大阪市立大学学術情報 […]
原稿用紙の歴史 三村泰一(東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程) 原稿用紙というもの 「原稿」と「原稿用紙」という言葉について、明治から現在までの事典・辞書類を見ると、「原稿」の意味にはそれほど […]
「江戸時代の識字率は世界一」という出版での言説の構成過程 清水一彦(江戸川大学) 学術的な根拠が弱いにもかかわらず、江戸時代の日本の識字率は世界一といった言説が出版によって流布され、いわば“常識”化 […]
「出版の自由」と「出版の倫理」に関する一考察 栗山雅俊(政策マネジメント研究所) 昨今、報道や出版における「偏向」や「極化」の問題が取りざたされ、出版が社会に与える影響、特に昨今の極端な政治的主張や […]
出版権の改正にみる流通者への権利付与のあり方 宮下義樹(日本大学 非常勤講師) I 著作権法改正による出版権の変化 平成26年5月の著作権法改正により、以前は認められていなかった電子書籍に対しても出 […]
《ワークショップ》 いま再販問題を考える 司会者:清田義昭(出版ニュース社) 問題提起者:高須次郎(緑風出版、前日本出版者協議会会長) 討論者:福嶋聡(ジュンク堂書店) 和泉澤衞(東京経済 […]
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