■日本出版学会 出版経営研究部会(出版流通研究部会共催) 開催 (2012年1月25日(水))

■日本出版学会 出版経営研究部会 (出版流通研究部会共催) 開催 (2012年1月25日(水) (終了しました)

「出版社の経営課題と出版業界の課題 - 出版市場縮小のなかで何をなすべきか」

 

 日本の出版産業の取次経路の出版物(書籍・雑誌)売上高は1996年がピーク(雑誌広告収入を入れた総売上高は1997年がピーク)で以後下がり続けており,出版社・取次・書店の三者をとりまく経営環境は大変厳しいものがあります。このような状況下で,出版社は,そして業界三者は,どう考え,何をなすべきなのでしょうか。  菊池明郎氏(株式会社筑摩書房会長)は日本書籍出版協会・副理事長,出版梓会・理事長等として業界で活躍されていますが,このたび『営業と経営から見た筑摩書房』(論創社)を上梓されました。そこには筑摩書房が会社更生法適用と再建成功に至るまでの様々な改革,そして氏自身の入社から現在に至るまでの諸活動,経営者としての改革,業界への提言などが語られています。菊池氏の基調講演から出版経営のいろいろなヒントを得たいと思います。

第一部:基調講演
「出版社の経営課題と出版業界の課題 - 出版市場縮小のなかで何をなすべきか」
 菊池明郎氏(筑摩書房代表取締役会長)
 1.筑摩書房経営改革のポイント - 「倒産」から現在に至るまでの経営改革
 2.出版社経営への提言 - 新刊企画の重要性,営業部の重要性,出版人の条件,
   取締役の責務 など
 3.出版業界への提言 - 責任販売制・返品・時限再販など,電子書籍,
   市場活性化の可能性 など
 (講演内容は仮であり多少変更することがあります。)

第二部:パネルディスカッション「日本の出版産業への提言」
    菊池明郎氏×質疑者:永井祥一,中町英樹,星野渉,木下修

開催日:2012年1月25日(水)
開 場:18時  開演:18時30分~20時30分
会 場:東京電機大学(神田キャンパス)7号館1階 丹羽ホール
     〒101-8457 東京都千代田区神田錦町2-2
     http://www.dendai.ac.jp/d2_guide/access_index.html
交 通:JR 御茶ノ水駅・神田各駅より徒歩10分
    地下鉄 新御茶ノ水駅・小川町駅・淡路町各駅より徒歩3~5分
参加費:会員 無料,非会員 500円
定 員:500人

申込先:日本出版学会事務局
    info@shuppan.jp FAX 03-3313-7348
   (e-mailまたはFAXで事前にお申し込み下さい。)
   (満員・変更等の場合のみ,事務局よりご連絡させていただきます。)

 (日本出版学会・出版経営研究部会長:木下修)