日本出版学会賞 受賞記念講演会(山崎隆広氏)のご案内(2025年11月14日開催)

「「政治の季節」/その後
 :1979年前後の文化、出版状況をめぐる考察」
 報 告: 山崎隆広(群馬県立女子大学)

 第46回(2024年度)日本出版学会賞受賞
 『音楽雑誌と政治の季節
  ――戦後日本の言論とサブカルチャーの形成過程』
  (青弓社刊)

 
日 時: 2025年11月14日(金) 19時00分~20時30分(予定)
場 所: 専修大学 専修大学神田キャンパス 5号館 541教室
      (東京都千代田区神田神保町3-8)
      (地下鉄・神保町駅、九段下駅からすぐ)
     および オンライン開催(Zoom)
参加費: 無料
オンライン参加定員: 100名

申込先: 下記Googleフォームからお申し込みください。
     https://forms.gle/SXPqjjoyQkaGLuwR7
申込締切:開催3日前(2025年11月11日)まで

※オンライン参加者には開催前日までに、Zoomの招待URLをお送りします。
 なお、指定の定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます。

主 催:日本出版学会 雑誌研究部会・出版史研究部会
 
【開催概要】
 山崎隆広著『音楽雑誌と政治の季節――戦後日本の言論とサブカルチャーの形成過程』(青弓社)が、第46回日本出版学会賞の大賞を受賞した。その受賞を記念し山崎会員による報告を中心とした講演会を開催したい。
 本書は、1969年に創刊された『ニューミュージック・マガジン』が1980年に『ミュージック・マガジン』へと誌名を変えるまでの雑誌言説や文化状況の変容に焦点を当てたものである。
 本講演会では、まず本書の執筆の経緯やその内容を確認したうえで、雑誌の中の〈アメリカ〉、「ポップの波打ち際」といった本書のキーワードを中心に、1970年前後の「政治の季節」とされた時期の文化状況について検討する。
 そして『ニューミュージック・マガジン』が誌名を変えた後の時代、すなわち本書では言及されなかった1980年前後の時代の文化、雑誌状況についても概観し、今後の研究の展望を考えるものとしていきたい。