日本出版学会 出版経営研究部会例会のご案内(2014年3月4日)

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■日本出版学会 出版経営研究部会例会のご案内(終了しました)


テーマ:「雑誌経営の現状と課題 サブスクリプションコマースからの提言」

講 師:西野伸一郎氏(株式会社富士山マガジンサービス代表取締役社長)


開催日:2014年3月4日(火)午後6時半より (受付開始は午後6時からです)((終了しました)了しました)
会 場:文京シビックセンター,スカイホール
      文京区春日1-16-21 電話03-3812-7111(代表)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html

交 通:東京メトロ丸の内線・南北線 後楽園駅 徒歩1分
    都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅 徒歩1分
    JR総武線 水道橋駅 徒歩9分
参加費:会員500円 学生500円 非会員1000円

申込方法:氏名・電話番号・所属・学会員か非学会員かを明記の上,
     e-mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください ,またはFAX:03-3313-7348まで
     お申込み下さい。満席の場合のみご連絡いたします。


西野伸一郎氏の略歴:
NTT入社。ニューヨーク大学MBA取得。Amazon.comのベゾスに日本法人立上げを提案。Amazon.co.jpのブックジェネラルマネジャーを経て,日本初の雑誌定期購読エージェンシー・富士山マガジンサービス設立,現在に至る。


 日本の書籍と雑誌は戦後経験したことのない売上高減少が長期的に続いています。雑誌は販売収入と広告収入が共に大きくダウンし,休刊・廃刊雑誌が増え,書店廃業数も増え,ついに書籍販売高を下回るまで落ち,雑誌の経営戦略,マーケティング戦略が真剣に根底的に問われています。
 ちなみに販売高のピークは,月刊誌が97年の1兆1699億円,週刊誌が95年の4075億円(2012年の販売高は月刊誌7374億円,週刊誌2012億円),販売部数ピークは,月刊誌が1996年の23億07万冊,週刊誌が1993年の16.57万冊(2012年は月刊誌12.70億冊,週刊誌6.02億冊)であり,一向に下げ止まる気配がありません。
 日本の雑誌社が返品し放題の取次経路の委託販売に依存し,より確実なマーケティング戦略,チャネル戦略をとらないこと,きちんと購読者開拓・購読者囲い込みをしないこと,大事な広告獲得戦略が陳腐化していること,安易にマス宣伝に頼ることなどまず内側に原因があります,eマガジンという新しい代替メディアの登場,ケータイ/スマホそしてインターネット接触時間の増加という外側の変化にうまく対応できず,歯止め策もみられず,回復・再上昇のS字カーブが見えてこないのが現状です。
 今回,西野氏には,日本とアメリカの雑誌販売の現状,雑誌のビジネスモデルおよびマーケティングの相違,入り広告獲得戦略,顧客開拓と囲い込み戦略,製品戦略・流通チャネル戦略・価格戦略・プロモーション戦などの違い,日本に欠落していたサブスクリプションというビジネスモデルの特質・効果について,そして日本の雑誌経営の課題・展望について論じていただく予定です。
(出版経営研究部会長・木下修)

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